去年10月、エントスタッフのIとHは、ろう学校へ見学に行った。2人とも、ろう学校の見学は初めてで、驚くことが多かった。今回はその時に感じた事を2つ紹介していく。
まず、ろう学校は1つの学校内に幼稚部~高等部まで存在する。そのため、3歳~18歳まで幅広い年齢の子供達が同じ学校に通っている。
次に驚いた事は学校内に寄宿舎があるという事だ。寄宿舎とは、学校から家までの距離が遠く、通学に時間がかかってしまう児童。集団生活を通して人とのかかわりを学んでいく場として利用されている。寄宿舎は小学4年生から利用する事ができる。授業が終わると、寄宿舎へ行き、一緒に宿題をしたり食事をしたりする。
どちらも、健聴の学校では見る事がないことばかりで、印象的だった。
エントに通っている子供達から、学校の事や寄宿舎の事を聴く事はあった。実際に目で見ることで、普段どんな環境で生活をしているのか知ることができ貴重な体験となった。
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