ろうの職員の実体験をもとにSSTカードを作成しました。自分の障害を理解し、周囲の協力を得るために行動したら良いか考えます。他にも、オリジナルカードで「ことば」の聴き分け練習をすることもあります。

「ことば」発達には見る・聴く力が欠かせません。

絵カードで名前を聴き取ったり、同じ仲間に分けたり、連想ゲーム・クイズ・読解問題などをします。日常生活の中でも自然に見る・聴くことができるように練習します。

SSTカード(ソーシャルスキルトレーニング絵カード)とは?

自閉症スペクトラム・ADHD・など対人関係や社会性に弱さを持つ子の、ソーシャルスキル獲得を目的とした絵カードです。 「身近な出来事の意味」や「場面・状況にふさわしい行動」、「相手の気持ち」等を学ぶことができます。

ソーシャルスキルトレーニングとは?

ソーシャルスキル・トレーニングとはソーシャルスキルをトレーニング(訓練)することで「出来ること」を増やして、より生活しやすくなることを目的としています。

人と関わるスキルや日常生活に必要なスキルなど幅広いテーマの中から、生活のために最低限必要なことや自分が今困っていることなどを中心に、スキルの獲得・向上を目指します。