難聴児交流イベント
今回は、地域の小学校に通う4年生~6年生の難聴のお子さんを対象にイベントを行った。面識のある人もいれば、初対面の人もいたため、参加されたお子さんは、最初緊張しているような様子だった。しかし、自己紹介やゲームを通して徐々に笑顔になり、自分の意見や考えを話せるようになっていった。
特に盛り上がったゲームは「以心伝心ゲーム」と「はい-いいえクイズ」だった。
以心伝心ゲームでは、「勉強と言えば?」というお題に対して、全員が「算数」と答えを合わせることができた。理由を尋ねると、「苦手な勉強だから」と同じ返答をしており、全員で笑っていた。
はい‐いいえゲームでは、ゲームマスターに質問した内容をもとに全員で話し合って答えを推理するという難しい内容に挑戦した。各々、質問した内容をメモし、それをもとに何が重要な情報なのか、答えになるものは何なのかを考えていった。最後に、メモを確認しながら何故その答えを予想したのか理由を伝えたり、答えをまとめたりすることもできていた。
難聴児交流イベントでは、お子さん達の交流だけでなく親御さん同士での交流も行った。親御さん同士の交流では、高校受験や英語のリスニングについてなど中学生活を見据えた話が挙がった。不安や気になること、それぞれの学校でどのように対応しているのかなど、色々な情報交換が行われた。
参加されたお子さん、親御さん共に、貴重な交流会となった。
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